学習の話題

国語教育

本の好きな子どもであれば、絵本や紙芝居に始まり、少年少女文学、歴史本、偉人の伝記など、次から次へと読み進めるうちに、自然と国語力が身についていくことでしょう。本の嫌いな子どもでも、漫画やテレビ、友人との会話などによって、日本語の基礎力、日本人として最低限身につけるべき国語力は意識しないでも身につけられるでしょう。

 

では、国語教育の意味とは何でしょうか。日本人であることを前提にして、日本語で教育が行われますが、いったい、「日本語教育」と「国語教育」はどのように意味合いが異なるのでしょうか。
外国でも、たとえばイギリスやアメリカでは「English education」とは呼ぶものの、「国語」という表現は使っていないようです。
日本語教育という言葉には、日本語が得意でない者が日本語を学習するという意味合いが強くあるようです。

 

単なる「日本語(Jananese)」を身につけるという意味合いではなく、日本人として生まれて日常生活で自然と身につけた日本語を使って、「読む・書く・話す」、抽象的に考えたり、文章を組み立てたり、テーマを決めて書いたり、表現する能力を育てる、ここに国語教育の本質があるのではないでしょうか。

 

この国語力を高めることによって、別の分野、理科や算数、社会などの理解も深まり、より統合的・体系的な物事に理解につながります。すべての教育の基礎として、国語教育の果たす役割は大変に大きいといえます。